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直島には何があるのか 車で行かなくても大丈夫か?レポート 2012/9/4執筆


直島に行ってきたので現地のレポートを書きます。
個人的には車で行くべきか、人だけで行くべきか少し迷ったので
そのへんの参考になればと思います。

結論を言うと直島は車で行く必要はありません。
車を持っていなくても主要な観光施設はバスで充分回る事が可能です。
およそ30分に1本程度の間隔でバスは走っており、待ち時間もバス停周辺を散策していたら
それほど長くは感じませんでした。

また、バスの定員が少ないという情報があり乗れるのかという不安もありましたが、
定員オーバーになる場面には遭遇しませんでした。
とはいえ、町営バスもシャトルバスもそんなに大きくないので迅速な行動をお勧めします。

バスには町営バスとベネッセアートサイト内を走行するシャトルバスの二種類があります。
フェリー乗り場の宮浦港〜つつじ荘(という宿泊施設)までは町営バスが運行しております。
町営バスは大人1名100円で乗れます。

シャトルバスはつつじ荘より先のベネッセアートサイト内を巡回しております。
ベネッセアートサイトに宿泊していない人でも無料で利用可能です。

バスのダイヤについては下記のサイト「素顔の直島」に乗っておりますので
プリントアウトして持参される事をお勧めします。

素顔の直島(直島観光協会-交通アクセス)

バスの話題が先に出てしまいましたが、本土(宇野港)〜直島の移動手段であるフェリーについては
下記のサイトを参照してください。

四国汽船株式会社(本土⇔直島のフェリー)


船内の客室は空調が効いておりとても快適でした。
清潔とまではいいませんが席数も多く予想外に快適でした。
デッキに出て島を眺めるのも気持ちよくて良し。


瀬戸内海の景色を眺めていると20分の船旅はあっという間でした。
目的地の宮浦港にはかの有名な「かぼちゃ(赤色)」が鎮座しており、
のっけからアートの匂いがぷんぷんします。


フェリーから下りてすぐのところにバス停があります。
つつじ荘行きのバスに急いで乗車しました。バスはマイクロバス程度の大きさで
座れないお客さんも結構いました。

島なだけに車の道はせまいです。
特に家プロジェクトがある町の中心部は建物が密集しており道はさらににせまくなります。
民家すれすれを絶妙のハンドルさばきですりぬけるバスの運転手のテクはだんじり級です。
ペーパードライバーの方はまかり間違っても車で来てはいけません!て思いました。



つつじ荘で町営バスを降りるとちょうどシャトルバスが待ち構えておりまして
スムーズに乗り換え出来ました。
シャトルバスもこれまたほぼ満員で補助席を使うぐらいに混んでました。

シャトルバスはベネッセアートサイト内を移動します。
ベネッセアートサイトに入ると直島の有名なカボチャ(黄色)とニキ・ド・サンファール作の
不思議なオブジェ群が視界に飛び込んできて「キター!」てなりました。(僕の場合)



僕はベネッセハウスミュージアムのみを見学しました。
地中美術館が有名ですが入場料(2000円)の割には作品数が少なく、
よほどの安藤忠雄ファンでないと満足できないんじゃないかなと思ったからです。

ベネッセハウスミュージアムは入場料1000円ですが、美術館の建物も作品も面白く
満足できる内容でした。
建物自体がアートのような不思議な空間です。
3次元の迷路の様な空間をうろうろ歩く楽しさと、へんてこりんなアート作品との出会いが
とても新鮮でした。

写真撮影が禁止されているのでブログでは面白さを伝えるのが難しいですね。
こいつは行ってみてのお楽しみって事で。
でも現代アート、ポップアートの類が苦手な人、安藤忠雄って誰?という人は
はあんまし楽しめないかもしれません。

帰り道の件ですが、ベネッセハウスミュージアムから帰りのバスまではとても待たされました。
帰りのバスの時刻も考えて鑑賞するのが吉でしょう。





フェリーは昼の時間帯は運行間隔が空きます、宮浦港周辺で時間つぶしでお勧めなのが
フェリーターミナルの食堂のうどんです。
ここでは讃岐うどんの名店「たも屋」のうどんが食べられます。
事前に讃岐うどんの店を調べた際にたも屋は行ってみたい店としてピックアップしていたのですが
閉店時間が早く、訪問は不可能と踏んでいました。
たも屋で食べるものにはかなわないんだろうけど、
コシの強いさぬきうどんがお手軽に楽しめるのでお勧めです。



                         以上
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