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を高く売りたい人必見。車を売るときの交渉レポート

車を手放す事になったので、車を売りに行きました。
車を売るときの交渉のコツなどを紹介します。

売った車のスペックとしては
ホンダのFIT(平成13年式、カラー:水色、走行距離:7.5万キロ)を売りました。

登場人物

・車を売りたい人(僕)

・買取担当者・・買い取り専門店の担当者。
        車を買いたい人との交渉窓口になる

・本部・・車を何円で買うかの決裁権を持っている。
     買取担当者は顧客の売りたい値段を聞きだして、
     その価格で買っても良いかを本部に確認する。

序盤戦

買取担当者はまずは「いくらで売りたいですか?」と聞いてきます。
ここは自分が売りたいと考えている額の最大値を言っても問題ありません。
私はここで「10万円ぐらいで売れたらいいですね」と、まずは
希望価格をふっかけておきました。
この希望価格提示にはあまり意味は無いです。

買取担当者は車そのものをチェックして、車の情報を把握します。
車の情報を本部へ送信し、何円で買い取れるかを確認します。
初回の本部の回答はいずれの会社も0円でした。
異様に低い初回の買取価格提示は儀式のようなものなので、
0円と言われてひるんではいけません。
相手も、売るための車を仕入れないと商売にならないので、買いたいのです。
お互いに妥協できるラインを探りあう交渉がここから始まります。

リサイクル券があれば、必ずその料金は返ってくる。

車の廃車時に出るシュレッダーダストリサイクルとエアコンのフロンガスの適切な処分を
推進するために2005年より「自動車リサイクル法」がスタートしております。
新車購入時や車検時にはリサイクル料金を支払う仕組みになっているため、
リサイクル料金を正しく納めたことの証明書である、「リサイクル券」にはリサイクル料金と
同額の価値があります。
よってリサイクル券があるにもかかわらず、買取店がいきなり0円と回答する様であれば
真剣に査定していない証拠なのでそこを突っ込みましょう。

買い取り担当者は高く買い取れない理由を話し始める

売るほうは10万円でないと売らないと言い、買う方は0円出ないと買えないと言う。
お互いに提示する価格に隔たりがあると、交渉は停滞します。
お互いに黙ってしまってきまずい雰囲気になると、買取担当者は高く買えない理由を説明し始めます。
高く買えない理由は買取専門店が買い取った車はオークションで自動車販売店に向けて売るのですが このオークションの相場がとても安いからだと泣きを入れてきます。

たしかにオークションの売買価格はとても安いです。
平成13年式 FIT 水色 7万キロぐらいのスペックでは3万円代〜4万円台の値段しか付けられておりません。
しかし、このオークションは中古車販売を行う業者間で売買する為のシステムであり、
車が欲しい一般消費者が購入する末端価格はこのオークションの価格の数倍します。
平成13年式 FIT 銀色 5万キロのスペックでは末端価格では30万円の価格が付けられていました。
買取業者もオークションで売るだけが販路ではなく、いくつかある流通経路の一つだと思われます。
オークションの値段が安いから、買取価格も安いものだとは思わない方がいいです。

クロージングの殺し文句は「いくらで任せていただけますか?」

買い取り専門店もオークションの情報を出した時点で、どれぐらいなら売ることができるか
妥当な売値の提示を求めてきます。そして「いくらで任せていただけますか?」と聞いてきます。
ここで例のオークションの販売価格と同じぐらいの額をぶつけて見ましょう。
このときに「ではこの価格で私に任せていただけますか?」と買い取り担当者が
乗ってきたらかなり妥当な金額に近づいてきたと思っていいです。
「この金額では全然無理ですね。」とか無理だといい始めますと本当に無理だったりしますので
希望額を減らすか、他の店を回ったりしましょう。
僕はここで3万円でお願いしますと言いました。
ここで買取担当者が本部と交渉し、3万円の買取の許可が下りれば交渉成立です。
この交渉成立後に「やっぱりやめときます、他店も見てきます」と取り消すのは止めた方がいいでしょう。

ガリバーとカーチスを比べてみたら軍配はカーチス

買取専門店の運営会社によって買取の基準は異なるのですが
カーチスの査定に軍配が上がりました。
ガリバーはリサイクル券の金額=12000円以上は付けられないの一本で全然交渉になりませんでした。
かたやカーチスは3万円まで付けてくれました。
たぶん多少リスクはとってでも買い取っていく買取基準なのではないかと思いました。
買取基準も会社によって千差万別なのでいくつか回ってみて感触を掴んでみた方が良いと思いました。
ちなみにカーチスで車を売るとマイルが溜まります。
ガリバーでは査定で1000円分のQUOカードがもらえます。
買取専門店ごとのサービスも事前に調査するのが良いでしょう。

買取価格の変動要素 季節

いづれの買取担当者も季節によって車の値段が変わると言う事を言っていました。
2月、3月が車の購入のピークであり、4月になると車購入数は減るんだとか。
車が売れる分、買取額も2月3月は高くなる傾向があるそうです。
年間通してウォッチしているわけではないので只の営業トークなのかもしれません。

買取価格の変動要素 車の色

車の色によって、価格は結構変わります。
黒、シルバー、白の人気が高く、同じスペックでも高価格で売れます。
逆に青、赤、ピンク、黄色みたいなカラフルな色だと人気は低いみたいです。
個人的にはカラフルな自動車もすきなんですけど、世間一般的にはビジネスでも
使えるような地味な色が好まれる傾向が強い様です。
車を売る時のことも考えるのであれば黒、シルバー、白色の車を買うのが無難でしょう。

一括査定のサイトに登録するとどうなるのか

とりあえず、車のスペックで概略の見積もりが簡単に出るのかなと思って、
登録してはみましたが、複数の業者から電話ががんがんかかって来るだけで、
まともな見積もりがメールで送られてくる事はほぼありませんでした。
ブツを見ない事には査定はできないのであって、広告にうたっているみたいに
簡単に査定を済ませることは不可能です。
唯一ラビットが0円〜10万円の幅の値段が付きますと回答をくれました。
結論を言うとあまり役に立ちません。

売却契約に必要なもの

最低これだけを持っていきましょう
・印鑑証明書
・印鑑証明に登録した印鑑
・住民票