せどりの基礎知識

■せどりとは
ブックオフで105円くらいで売られている古書から高く売れる本を選び出し、
販売し利ざやをかせぐ商売です。

最近ではAmazonマーケットプレイス、ヤフオク等を利用することで簡単に
始めることができるようになりました。

その魅力は、参入障壁の低さです。
そこらへんのブックオフで105円で売られている本に1000円、2000円の値が付くことはざらで
ネット環境、携帯電話を所有し、近所にブックオフがあれば誰でも参入可能です。

■どれぐらい稼げるのか
幣書店には現在1200冊ほど在庫がありますが、売上げは月10万〜15万円程度です。
在庫冊数にしては少ない売上げかもしれません。
せどりを開始したころに購入した低価格、低ランク本が不良在庫と化しています。

■せどりの方法

1.仕入れ

仕入れにおいては携帯電話を使用して、Amazonにおける販売価格やセールスランクを
参照しながら仕入れるか仕入れないかを判断します。

本のAmazonにおける価格をチェックするのに便利なツールがあります。 私が使用している価格チェックツールはかっぱ氏が提供している
"ぱぱらっち２"です。
ぱぱらっち２Free

価格チェッカーにより確認出来る主な項目は以下の通りです
・中古商品の価格、商品コンディション
・新品の価格
・Amazonセールスランク
・出品者数

仕入れする、しないの判定基準は人によりばらばらです。試行錯誤の末にどういった商品を仕入れれば
損を出さずに売り切れるかを研究する必要があります。
私は中古最低価格500円以上、セールスランク50万位以上を購入の対象としてみております。

商品購入の前には必ずチェックを行います。
付属CDが欠落していないか、書き込みは無いか、といった観点でチェックします。
少しでも書き込みがある物は仕入れ対象から外します。
たとえ書き込みが鉛筆であっても、高順位高価格本でも仕入れません。
美本命がモットーなのでここはこだわります。

仮に状態に問題がある本を売ったとしても、その後クレームにつながるおそれがあるので
仕入れは見送るのが手堅いです。

ブックオフを利用した仕入れが厳しくなるにつれて、ネット経由で商品を仕入れる電脳せどりという手法も
注目を集めております。

幣書店は電脳せどりを支援するしいれまっせというツールを開発しております。
無料で使えるツールなので電脳せどりに興味がある人は一度お試しください。

■しいれまっせの詳細はこちら
　価格：無料

2.出品

商品の仕入れが終わり、帰宅した後は出品作業が待っております。
Amazonの出品ページにて出品価格、コンディション、商品説明等の必要事項を記入していくだけの作業です。
単純作業ですが出品件数が多いと結構つらい作業です。

マケプレへの出品作業を支援するしアゲまっせというツールを開発しました。
バーコード読み込みにより、コメント等を自動入力されるので、簡単かつ短時間
に出品ファイルを作成できます。
無料で使えるツールなので興味がある人は一度お試しください。
バーコードリーダーと併用する事で出品のスピードは格段に速くなると思います。
■アゲれまっせの詳細はこちら
　価格：無料

3.販売

基本的にほったらかしです。
何もしなくてもamazonのシステムが書店の本をプロモーションしてくれます。
営業努力ほぼゼロで商品が売れてゆく、ネット書店の醍醐味でしょうか。
ただし、価格を下げていかないと売れる物も売れません。

出品点数が増えてくると価格改定の自動化が必須です。
そんなとき、幣書店が開発した価格改定アプリ『うれまっせ』の導入を
おすすめ致します。

■うれまっせの詳細はこちら
　価格：5,000円(税込み)
　インストール後30日間は試用期間でフル機能を利用可能です。

4.梱包

受注したら商品を梱包して発送します。

【梱包手順】
(1)値札シールをはがす
　ドライヤーで暖めながらはがすと綺麗にはがれます。
　はがした跡は消しゴムでこすり、セロテープでカスを除去後、
　布でこすると綺麗に落ちます。
　 ライターオイルを使うと綺麗にはがれるという情報もあります。

(以下引用)
ライターオイルは値札シールはがし用の必殺アイテムです。
値札にちょっと垂らすとあれよあれよと浸透していき、
何もせず、約20秒でペリペリペと軽くはがれます!
まさに瞬殺。
心配な液はすぐに乾きますから驚き。

今まで手ではがしていましたが、シール跡の糊あとがついて
そいつもキレイにするのに消しゴムでこすっていました。
ざっと完璧にきれいにするのに1分以上はかかっていましたね。
本当に楽ですねぇ。
100円すらもケチってバカみたなぁって思ってます。

(2)ウェットティッシュでアルコール除菌します。

(3)ビニール袋でくるみ、封筒に入れます。
　　ここで厚さが２センチを超える本の場合は、郵便局のゆうメールを利用するため
　　封はしない方が良いでしょう。
　　※ゆうメール等発送手段については後述します。

梱包資材について
本を入れる封筒についてはB5とA4封筒をメインに購入しておけば良いでしょう。
大きなサイズの商品の発送を考えて、A3封筒も準備しておくべきです。
封筒はホームセンターで探せば100枚500円程度の格安で入手できたりします。
ご近所のホームセンターを色々調べてみることをオススメします。

また、CDの様なワレモノを発送したい場合はプチプチで梱包するとより安心です。
プチプチを安く仕入れるのであればアスクルがお薦めです。
本当に注文して翌日に来ました。
アスクルのプチプチのページ

5.発送

発送は主にクロネコヤマトのメール便を利用します。
メール便はファミリーマート、セブンイレブン等のコンビニで利用可能です。
メール便は安いのですが商品の厚さが２cm以下であることが利用条件です。
２cmを超える厚さの商品の場合は郵便局のゆうメールを利用する必要があります。

メール便は発送してから届くまでだいたい2〜4日かかります。
ゆうメールは翌日〜2日後にはたいてい届いているように感じられます。
(追跡できないので正確なところはわかりません)