wimaxが提供するサービス まとめ
最近なにかと話題のwimax。
この新しいブロードバンドサービスについて
ざっくり解説してみました。
1.wimaxとは(サービス概要)
wimaxとはブロードバンド通信サービスの一種です。
その特徴は家でも外出先でもサービスのエリアないならどこでも使用できることです。
モバイルルータというどこでも持ち運び可能な通信機器を利用しているため、
どこでも通信可能になっています。
モバイルルータがあればインターネット接続が可能になるため、工事不要なので
導入も簡単です。
例えば代理店で申し込みした当日にはモバイルルータを受け取る事が出来、
すぐにでもインターネット通信が可能になります。
特に機器の設置の工事を行わなくてもサービスを開始できるため、
業者を家に入れることに抵抗のある、女性にも導入しやすいサービスです。
2.wimaxの通信速度
通信速度:下り最大40Mbps、上り最大15.4Mbps
どれだけ通信を行っても速度制限がありません。
携帯電話キャリアが提供するテザリングというサービスがwimaxに
似ているのですが、テザリングは通信量に制限があり、通信量が7GB
を超えると通信速度に制限がかかります。
(通信速度が128kbpsに制限されます。
128kbpsは15年ぐらい前のネットワーク通信と同程度の速度で
画像や映像を含むコンテンツ大量にダウンロードするには
厳しい通信速度です)
wimaxなら速度制限は無いので思う存分インターネットを利用できます。
3.wimaxが使用できる機器
wimaxは様々な機器で使用できます。
wimax利用に必要な機器をご紹介します。
3-1.wimaxPC
wimaxPCとはあらかじめwimaxへの通信機能が内臓されているPCです。
通信機器を一切接続することなくインターネット通信が可能になります。
また、アメリカと韓国でも日本と同じようにwimaxが利用できる「world wimax」の
サービスを利用する事ができます。
日本国内のみならず、アメリカ、韓国への移動が多く、外出先でインターネットを利用する
機会が多い人にお勧めです。
3-2.モバイルWi-Fiルータ
モバイルWi-Fiルータとは移動を容易にしいた小型の無線LANアクセスポイントです。
モバイルWi-Fiルータを用いる事でPC、iPod touch、ニンテンドーDS、PSP等の機器から
インターネットに接続できるようになります。
無線LANにより機器と接続するため、ケーブルを用いて機器と接続する煩わしさから
開放されます。
モバイルルータは外出先等の電源の無い環境で使用することを前提に作られているため
充電池を内蔵しています。その充電の性能は年々進歩しており、最新の機種では
連続通信時間が約12時間、連続待ちうけ時間が1200時間と長時間の連続利用にも
耐える仕様になっています。
持ち運びを簡単にするためにそのサイズも小さく、軽くなる傾向にあります。
最新の機種(MobileSlim)では薄さ8.2mm 重さ67gで名刺入れにも収まる程のサイズです。
ここまで小さいとほぼ荷物として意識しなくてもいいレベルになっています。
このように最新のモバイルWi-Fiルータは恐ろしく小さいのですが、wimaxサービス
加入時にもらえるものはそこそこ古いモデルと考えるのがいいでしょう。
それでも充分使えます。
モバイルWi-Fiルータには性能の差はほぼ無く、機器のデザインやサイズで差別化を
図っています。
3-3.据置型ルーター
家庭用の据置型ルーターなるものもあります。
据置型なので外部に持ち出して使うことができません。
持ち運び自由がウリのwimaxにとっては良さが生かせていないようですが
この据置型ルーターは筐体のスペースを利用して通信性能を向上させることに
特化した機器となっており電波強度の弱い場所でも通信可能になっております。
電波を拾う感度を高めたwimaxはwaimaxハイパワーと呼ばれています。
wimaxの弱点として、建物の中に電波が届きにくいというものがありますが
wimaxハイパワー対応のルーターを使用することで、電波が届きにくい環境でも
快適に通信を行うことができるようになります。
wimaxハイパワーの威力については下記のサイトが参考になります。
ゲーマーは自宅の回線をWiMAX化できるか。(2013年3月 データ引用元:4Gamer.net)
3-4.タブレット
wimax対応のタブレットも出ております。
が、そんなに機種があるわけでもなく、UQwimaxのサイトでも
紹介されているのが2機種のみ。
その自虐的なネーミングがちょっと話題になったシャープの
「GALAPAGOS EB-A71GJ-B」もwimax対応のタブレットとして紹介されて
いるのですが、2011年秋モデル以降、新作が発表されていません。
他のサイトでwimax内蔵タブレットに関する記事を探してみましたが
あまり市場として盛り上がりに欠けるのかな、という印象です。
GALAPAGOSについてはスリープするとwimax通信が切れてしまう
「残念な」仕様だったりで、まだまだ洗練されていく余地はありそうです。
色々と残念なWiMAXタブレット、GALAPAGOS EB-A71GJ
4.wimaxサービスが利用できるエリア
wimaxのサービスエリアについてはUQwimaxのサイトに情報が全て載っています
wimaxサービスエリア
今は日本中の地下街や地下鉄、鉄道の駅、空港等にてwimaxが利用できるように
エリアを拡大中です。
5.wimax機器追加オプション
wimax機器追加オプションとは、wimax搭載機器を追加して持つ事が出来るサービスです。
wimaxの契約は一つでWi-Fiルータを追加して持ちたいとかwimax搭載パソコンを購入したい
といった要望があるときに便利な機能です。
料金は1機器の追加ごとに200円です。
2台の機器まで追加する事が可能です。
2台の機器から同時にインターネット接続する事はできません。